全身脱毛 産毛の方が効果が出にくい?

「産毛はあまり気にならない」という方ももちろんいらっしゃるかもしれませんが、実は産毛も目立たないようで結構目につくもの。例えば夏は薄着になりますので、うなじから背中にかけての産毛は人から目につきますし、水着を着る機会には背中や胸やお腹なども気になります。少し前のドラマでは、指輪のシーンで女優さんの指の産毛が話題にのぼりましたよね。

 

全身脱毛する際には、ワキやVIOといった毛質がしっかりしたところ以外にも、顔や背中、胸、お腹など産毛が生えているところも施術することになります。

 

しかしこの産毛、他の部分の毛と比べると、脱毛効果が出にくいと言われています。なぜなのでしょうか?

 

理由1. 従来の光脱毛やレーザー脱毛は黒い色に反応する

クリニックで行われる医療レーザー脱毛の脱毛方法は、レーザーを肌に照射することで毛根の毛母細胞を破壊してしまいます。レーザーは黒い色に反応しますのでその部分に熱が集中的に吸収されることで毛を育てる毛母細胞を破壊するのです。

 

一方のエステサロンで行われるフラッシュ脱毛はレーザーよりも出力の低い光を照射して施術しますが同様に黒い色に反応します。

 

つまり他の部分に比べて毛質が細く色の薄い毛である産毛部分というのは、黒い色素が薄いため光やレーザーが反応しにくくなるのです。

 

理由2. 毛周期の違い

毛には生え変わりのサイクル、毛周期があります。毛周期は部位ごとでも違ってくるのですが、毛の太さによっても異なります。そして細い毛ほど生え変わるスピードは遅い傾向にあると言われています。

 

産毛は太さもそれぞれ違いますし、また他の部位とも毛周期が違ってきます。そのため、太めの毛に合わせて脱毛施術を繰り返していくと、細い毛が生えそろう前に施術をしていくことになります。

 

 

色素の薄い産毛の場合には、ニードル脱毛という手も

個人差はあるものの、レーザーや光脱毛でも効果が全く出ないわけではありません。ただし他の部位に比べて、脱毛回数は多く必要になります。回数を少なく済ませたいのであれば、一般的にはレーザーのほうが光脱毛よりも出力が強く回数が少なく済むといいますが、色素が薄く光やレーザーで処理しきれない産毛の場合には、ニードル脱毛を選択するというのも一つの手です。

 

今はレーザーや光脱毛が主流になっていますが、それまで主流だったのがこのニードル脱毛です。

 

ニードル脱毛というのは毛穴に電極を差し込んで熱の力で処理していくという脱毛方法です。色素の薄い毛でも1本ずつ確実に処理していくことができます。

 

毛穴ひとつひとつに処理をしていくため時間がかかりますが、ほぼ永久脱毛が可能な脱毛方法です。

 

ただし、

  • デメリットとして料金が非常に高額であること
  • 毛穴1本1本なので非常に時間がかかってしまうこと
  • そして施術の痛みが非常に強いこと

が挙げられます。そのため、広い範囲の脱毛というよりは、比較的細かな部位の脱毛に向いていると言えるかもしれません。

 

産毛の硬毛化・多毛化について知っておこう

光やレーザーでの産毛脱毛の際、しっておきたいのが硬毛化・多毛化の現象です。

 

硬毛化とは?

硬毛化というのは、光やレーザーなどの脱毛施術を行うことにより、前よりも毛が太くなってしまう現象のことです。

 

多毛化とは?

多毛化というのは、光やレーザーなどの脱毛施術を行うことにより、毛の本数が増えてしまう・もしくは増えたように感じてしまう現象のことです。

 

硬毛化や多毛化は必ず起こるというわけではなく、発生確率は1%〜10%程度などと言われています。

 

これら硬毛化・多毛化の原因というのは解明されていません。一説には脱毛の施術はレーザーや光を照射することで脱毛や抑毛・減毛を促しますが、産毛の場合にはうまく処理することができずに逆に刺激されて活発化してしまうのでは…などと言われています。

 

リスクについて満足いく説明のあるところを選ぼう

全身脱毛や産毛部分の脱毛をするという場合には、産毛の脱毛には時間がかかることや、硬毛化・多毛化等のリスクがあることなどをきちんと満足いく説明をしてくれるサロンやクリニックにいきましょう。

 

一部クリニックでは、硬毛化などについて手厚い保証を用意しているところもあります。

 

また、最新の脱毛機種のなかには、産毛に効果があるとされているものもあります。そうした機種を取り扱っているサロンやクリニックで一度テスト照射を受けてみる、というのもいいかもしれませんね。